デジタルがあたりまえになった世界で、信頼されるために――Web広告研究会が2020年WAB宣言を発表

生活者の情報接触に対する意識が変わっている世界で顧客から信頼され選ばれるために、いま私たちは何をするべきなのか。それを考え、前向きで真摯な取り組みをアップデートし続けることが必要

日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会は、2020年のWAB宣言として「デジタルがあたりまえになった世界で、信頼されるために」を発表した。

5月26日にオンラインで開催した第34回WABフォーラムにおいて、代表幹事の中村俊之氏(ポーラ)が発表。

「WAB宣言(Web広告研究会宣言)」は、最も取り組むべき課題や重視すべき意識をコンパクトかつ鋭く打ち出すメッセージ。インターネット広告、Webマーケティング、生活者との情報コミュニケーションに関わるすべての人に向けてWeb広告研究会として継続的に発表してきているもので、今回がで21回目の発表。

この宣言に先行し、Web広告研究会を運営している日本アドバタイザーズ協会(JAA)では、デジタル環境下における生活者のよりよいデジタル体験と健全な業界発展を目的とした「デジタル広告の課題に対するアドバタイザー宣言」を2019年に発表している。

デジタルがあたりまえになり、生活者の情報接触に対する意識が変わっている ―― そんな世界で顧客から信頼され選ばれるために、いま私たちは何をするべきなのか。それを考え、前向きで真摯な取り組みをアップデートし続けることが必要だと、Web広告研究会は述べている。

またWeb広告研究会は、今回のWAB宣言を業界全体の取り組みとしていくために、次のような組織変更を行っている。

  • 新設:
    • コミュニケーションプランニング委員会(旧「動画活用委員会」「メディア委員会」を統合)
    • BtoBマーケティング委員会
    • 業界健全化推進プロジェクト
    • U35プロジェクト
  • 名称変更:
    • データ活用委員会(旧「Big Data研究委員会」)
    • カスタマーエクスペリエンス委員会(旧「調査委員会委員会」)
    • 人材育成プロジェクト(旧「Web人材育成プロジェクト」)

さらに既存の委員会・プロジェクトにおいても、いまの時代情勢と生活者の変化に対応した活動を進めていくとしている。

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