ブラウザー「Safari」がプライバシー保護を強化、サードパーティCookieを完全ブロック

3月24日にアップデートされたSafari 13.1で実装。これによりサイトをまたいだユーザーの行動追跡が行えなくなる。

Appleのブラウザー「Safari」が、サードパーティCookieを完全にブロックする仕様へと改められたことが大きな話題だ。

これは3月24日にアップデートされたSafari 13.1で実装されたもので、これにより、広告業界で多用されている、サイトをまたいだユーザーの行動追跡が行えなくなる。サードパーティCookieのブロックは、プライバシーの保護を目的としてFirefoxやChromeなどさまざまなブラウザーで対応が進められているが、今回、Safariがいち早く実現したことになる。

デフォルトがブロック状態というだけで解除することも可能だが、これらの施策をわざわざオフにするユーザーはいないとみられ、事実上の完全排除と見て差し支えない状態だ。ちなみに対象となっているSafariはmacOS、iOS、iPadOS全てで、ブラウザーとしてはTorに次いで2番目となる。著名ブラウザーの対応により、サードパーティCookie排除の動きはますます加速しそうだ。

本記事は、やじうまWatchの「ブラウザー「Safari」がプライバシー保護を強化、サードパーティCookieを完全ブロック」(2020/03/26)転載記事です。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

インデックス
検索エンジンがWebページをデータベースに保存しているデータベース。データベース ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]