富士通が街頭広告の効果測定ソリューション「GREENAGES Citywide Surveillance V3」販売

AIが画像を解析、視聴人数や属性に基づく広告媒体の価値測定や投資効果の分析が可能に

富士通は、デジタルサイネージ(電子看板)など街頭広告の視聴人数や性別・年代といった属性に基づいて広告の効果を測定するAI(人工知能)画像解析ソリューション「GREENAGES Citywide Surveillance V3」の販売を2月12日に始めた、と発表した。広告事業者や広告主、駅や空港、大規模施設などの施設管理者向けとなる。

システム導入イメージ

街中や施設のカメラの映像を解析する同社のAI技術「Human Centric AI Zinrai」を活用したスマート都市監視ソリューションに、カメラ映像から個人の特定なく視認方向や性別、年代など行動や特徴を捉える機能を加えた。これによって街頭、駅、空港、商業施設の広告媒体の価値測定や投資効果の分析が可能になった。

視認測定のイメージ(白線:頭部の向き、緑線:首の角度、赤枠:頭部検出)

デジタルサイネージや看板広告近くに設置したカメラ映像から群衆の視認方向を測定し、広告視聴数や視聴時間、視聴率を算出。頭部の向きや角度などから視認方向が検出できる。群衆がランダムに行き交うような人物が小さく顔の正面が映っていない状況でも、髪型や服装などの全身の特徴で群衆の性別・年代を推定する。

属性(性別・年代)推定
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