これから導入を検討しているIT製品・サービス、主流は「グループウェア」「オンライン会議」【アイティクラウド調べ】

IT製品・サービス選定時の課題、断トツの1位は「費用対効果が分からない」が6割以上。

アイティクラウドは、ソフトウェア・クラウドサービス導入に関与・決定する立場の会社員を対象に、「ビジネス用ソフトウェア・クラウドサービス導入に関する調査」を実施した。

導入を検討しているIT製品・サービス、“リモートワーク”の支援ツールが上位に

まず「現在の勤め先で、導入を検討しているIT製品・サービス」を聞くと、「グループウェア」「オンライン会議」がともに31.0%でトップ。それに「コンテンツ管理系(オンラインストレージなど)」28.0%、「顧客管理系(CRM、名刺管理など)」27.3%、「会計・財務系(経費精算、会計ソフトなど)」27.0%が続いた。傾向としては、“リモートワーク”の支援ツールが上位にあがった印象だ。なお「現在具体的に検討していない」も2割ほど存在する。

「検討を行っている理由」を聞くと、「余分な作業工数を削除するため」50.7%、「営業効率を高め、売上拡大に繋げるため」45.3%がツートップ。“業務の効率化”が最優先課題と言えそうだ。

さらに「IT製品・サービス選定時の課題」について聞くと、「費用対効果が分からない」61.7%が断トツの1位だった。「製品が多すぎて選べない」「活用や運用のイメージが分からない」という声も多い。

そして「導入後に失敗と感じた理由」においても、「費用対効果が悪かった」59.2%が最多となっている。実際の費用対効果がわからないまま、製品を選定・導入し、結局失敗しているという現状が見てとれる。失敗をしないためには、自身の体験から事前分析するとともに、導入事例を参照したり、専門家のレポートを参照したりするのが望ましいだろう。

調査概要

  • 【調査対象】ソフトウェア・クラウドサービス導入に関与・決定する立場の全国20歳以上男女
  • 【調査方法】ウェブアンケート(第三者機関調べ)
  • 【調査期間】2019年12月25日~27日
  • 【有効回答数】300人
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