企業のTwitterキャンペーン、「購入・利用が増えた」と高校生・大学生の2割が回答【TesTee調べ】

高校生・大学生、Twitterキャンペーンへの参加率はほぼ5割前後。

TesTeeが運営するリサーチメディア「TesTee Lab」は、高校生・大学生を対象に、Twitterに関する調査を実施した。高校生・大学生の男女2,407名(男子高校生641名、女子高校生612名、男子大学生577名、女子大学生577名)から回答を得ている。

本調査では、Twitterのアカウント所持率や利用頻度に加え、「企業アカウントのTwitter上のキャンペーン」について、参加率、参加後の態度変容などについて調査している。

高校生・大学生の8割がTwitterアカウントを所持、過半数が毎日何度もツイート

まずTwitterアカウントを持っているかを聞くと、高校生は81.7%(男子80.3% 女子83.0%)、大学生は85.7%(男子84.1% 女子87.3%)がアカウントを所持しており、若干、大学生や女子のほうが所持率が高い。

Twitterアカウントの保持者(2,012名)に「Twitterの利用頻度」について聞くと、高校生・大学生ともに、「1日に2~9回」(高校生44.7%、大学生46.4%)が最多で、それに「1日に10回以上」(高校生24.1%、大学生25.9%)が続く。過半数が1日に複数回ツイートを行っている様子が伺える。

さらに「利用目的」について聞くと、高校生・大学生ともに1位は「暇つぶし」、僅差で2位に「情報収集」が続いた。3位の「趣味」は、“趣味の情報の収集”ではなく“ツイートすること自体が趣味”の意で、これも5割前後存在している。

企業のTwitterキャンペーン、「商品購入やサービス利用が増えた」2割

「暇つぶし」と言いつつ高頻度でTwitterを利用する高校生・大学生。企業はどうしたマーケティングを行うのが有効だろうか? そこでTwitter上のキャンペーンに焦点を当てて探った。

まず「Twitter上のキャンペーンに参加したことがあるか」を聞くと、高校生の52.5%(男子52.2% 女子52.8%)、大学生の49.0%(男子47.6% 女子50.4%)が「参加したことがある」と回答した。

「キャンペーンを知ったきっかけ」については、高校生・大学生ともに、「リツイートなどで流れてきた」(高校生75.6%、大学生74.6%)がもっとも多く、それに「Twitter内で広告を見た」(高校生31.0%、大学生31.1%)が続いた。高校生・大学生で大きな差異はない模様。しかし「キャンペーンに参加した後の、行動やその企業に対する印象」について調査したところ、大学生よりも高校生のほうが、女子よりも男子のほうが「好感度が上がった」と回答した人の割合が大きかった。また「その企業の商品購入やサービス利用が増えた」がどの層でも2割前後存在しており、かなりの効果が見込めると言える。

「キャンペーン終了後も継続してフォローしているか」については、高校生の69.7%(男子69.9% 女子69.4%)、大学生の72.0%(男子72.3% 女子71.7%)がフォローを継続。その理由については、「またキャンペーンがあるかもしれないから」といった意見が多く、次回も参加しようという意向が伺える。その他では「有益な情報が入ってくるから」「ツイートがおもしろかったから」も多かった。

調査概要

  • 【調査対象】高校生・大学生の男女
  • 【調査期間】2019年9月26日~29日
  • 【回答者数】2,407名(男子高校生641名、女子高校生612名、男子大学生577名、女子大学生577名)
    • そのうちTwitterのアカウントを保持しているのは2,012名(男子高校生515名、女子高校生508名、男子大学生485名、女子大学生504名)
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

アップロード
手元のPCなどの機器から、ネットワークを介して、別のPCやファイルサーバー、ウェ ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]