アプリ最新事情、利用率トップ3は「フリマアプリ」「スマホゲーム」「QRコード決済」【MM総研調べ】

フリマアプリは、利用者の88.8%が「メルカリ」だが、特化型サービスも一定数が併用。

MM総研は、「コンシューマーアプリ」に関する利用実態調査の結果を発表した。「フリマ」や「シェアリング」などのコンシューマーアプリ(一般利用者向けアプリ)16種の利用有無・利用意向を、20代~60代男女約1000人に聞いた。

アプリ利用率トップ3は「フリマアプリ」「スマホゲーム」「QRコード決済」

まずアプリ種類ごとに「利用しているサービス」を聞くと、トップは「フリマアプリ」21.1%。以下「スマホゲーム(GPS連動型以外)」19.3%、「QRコード決済」16.6%が続く。「今後利用したいサービス」では「QRコード決済」9.3%がトップ。「フリマアプリ」6.5%も比較的高い。「スマホゲーム(GPS連動型以外)」は、2.8%といまひとつ振るわなかったが、逆に「スマホゲーム(GPS連動型)」は、4.3%が継続利用意向を示し、「スマホゲーム(GPS連動型以外)」を上回った。GPS連動型ゲームの人気が伺える。

 

なお、グラフ内で一部のアプリ種類は、「スマホゲーム(GPS連動以外)/(GPS連動)」「ライブ配信(視聴者)/(配信者)」「UBER EATS(ユーザー)/(配達パートナー)」「民泊(ゲスト側)/(ホスト側)」「定額利用し放題サービス(ファッション)/(おもちゃ)」と細分化されている。

フリマアプリは「メルカリ」が断トツながら特化型で生き延びるアプリも

続いて「フリマアプリ」について、利用パターン、具体的なアプリ名を聞いた。

フリマアプリの利用率は、前述のとおり21.1%だが、そのうちの70.5%(全体の14.9%相当)が「出品も購入もどちらもする」と回答した。「出品のみ」は6.7%(全体の1.4%相当)だった。年代別では、20代の利用率がもっとも高く、世代が高くなるにつれ利用率が下がるが、1年前より30代・40代・60代の利用率が伸びているという。

 
 
 
 

また、「具体的に利用しているフリマアプリ」を聞くと、「メルカリ」88.8%が断トツのトップ。以下、「ラクマ」48.7%、「ヤフオク!(フリマ利用)」35.3%が続く。その他サービスは1割を切っているが、領域特化型サービスもあるため、複数アプリを使い分けているユーザーも多いと考えられる。

 

定額利用し放題サービスは、否定的な人が主流

さらに「定額利用し放題サービス(サブスクリプションサービス)」について、利用有無・利用意向を聞いた。映像系でない「定額利用し放題サービス(ファッション)」「定額利用し放題サービス(おもちゃ)」の利用有無・利用意向の合計は、それぞれ3.1%、2.5%と、あまり高くない。

実際全体での利用有無・利用意向は「すでに利用している」1.7%、「今後利用したい」10.5%、「どちらともいえない」23.2%、「あまり利用したくない」19.7%、「まったく利用したくない」45.0%と、利用に否定的な人が多かった。その理由については、割高感をあげる人が多かったとのこと。

 

調査概要

  • 【調査対象】全国の20代~60代の男女(NTTコム リサーチの会員モニター)
  • 【調査方法】Webアンケート
  • 【調査期間】2019年7月22日~23日
  • 【回答数】1,061件(男性49.3%、女性50.7%)(20代19.4%/30代20.2%/40代19.8%/50代20.4%/60代20.3%)
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