アカマイのクラウドで「AbemaTV」が「IPv6」配信を開始、パフォーマンスが38%改善

IPv4との比較、通信速度が下がる夜間に限ると67%、快適な視聴体験提供を目的に導入

クラウドプラットフォーム事業を行う米国アカマイ・テクノロジーズの日本法人、アカマイ・テクノロジーズは、動画配信事業のAbemaTVが展開するインターネットテレビ局「AbemaTV」が、アカマイのクラウド配信プラットフォームで「IPv6」配信を始め、動画配信のパフォーマンスが38%改善した、と2月26日発表した。

IPv6は最新のインターネット接続規格(プロトコル)で、従来規の「IPv4」と比べ、利用者が多い時間帯でも通信速度が遅くならない利点がある。AbemaTVのサービスは、ユーザーへの快適な視聴体験の提供を目的にIPv6配信を実施。IPv4と比較して処理能力が平均38%、通信速度が下がる夜間に限ると同67%改善したという。

アカマイのIPv6サービスは通信速度の改善と動画配信の再生品質の向上が期待できるうえ、導入が容易な特長がある。クラウドサービスのため利用者側での煩雑な作業が不要。管理ポータル上で設定するだけで単一機器にIPv4とIPv6を共存させるデュアルスタックとなり、エンドユーザー側がIPv6に対応次第、切り替わる。

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