世界3都市に離れたPerfumeのライブをタイムラグなく融合、「FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 距離をなくせ。」 コードアワード2018贈賞式

グランプリ作品は3か国をライブでつないだ「FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 距離をなくせ。」

D2Cは8月2日、同社主催のデジタルクリエイティブアワード「コードアワード2018」の贈賞式を開催した。

贈賞式では、すでに発表されているグランプリ作品「FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 距離をなくせ。」(NTTドコモ)ほか、各部門の受賞者をたたえた。また、一般投票で選ばれるパブリックベスト賞の「私立スマホ中学」(ソフトバンク)が初めて発表された。

グランプリを受賞した「FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 距離をなくせ。」 東京、ロンドン、ニューヨークに分かれたPerfumeのライブパフォーマンスをひとつにつないだ

審査員長を務めたPARTY クリエイティブディレクターの伊藤直樹氏は、総評を次のように語った。

(NTTドコモの)グランプリは本当にうらやましい。5Gを使ったこれだけ壮大な実験をできる機会はない。満場一致でグランプリに決まった。

我々がデジタルの仕事を始めてから、ずっと1つの問題とテーマがかかわっている。

問題とは、いかにして遅延を処理するかということ。デジタルの制作を始めてからずっと遅延の問題があり、遅延をわからないように処理するのもプロの芸当だが、5Gで遅延という問題に思い切り立ち向かっている。

テーマとは、物事の境界線(ボーダー)をどう捉えるのか。国境、自分と誰か、現実とデジタル空間。そういったボーダーをなくそうとしたり、問題提起するような作品なのか。

FUTURE-EXPERIMENTは大きな問題とテーマを捉えて挑んでいる。どの部門のどの評価基準をとっても、グランプリは満点に近い作品だった(伊藤直樹氏(PARTY クリエイティブディレクター)。

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