ゼウス、EC・通販でクレジットカード情報非保持化を実現する「タブレット端末レンタルサービス」提供開始

カード情報の非保持化やPCI DSSへの準拠が必要なため、カード情報非保持化を実現
岩佐 義人(Web担 編集部) 2018/2/6 16:38

決済サービスプロバイダのゼウスは、電話・FAX・申込書などで注文を受け付けてクレジットカード決済を行うEC・通販事業者の、クレジットカード情報非保持化を実現する「タブレット端末レンタルサービス」の提供を2月5日開始した、と同日発表した。EC・通販事業者は、2018年3月までにクレジットカード情報の非保持化またはPCI DSS(クレジットカード業界のセキュリティ基準)への準拠が必要となっている。ゼウスは非通過型の接続方式に加え、電話・FAX・申込書等で注文を受け付けてクレジットカード決済を行うEC・通販事業者向けに、クレジットカード情報の非保持化を実現するタブレット端末レンタルサービスを提供することにした。

タブレット端末レンタルサービスは、現在、クレジットカード情報の入力を行う際に利用している事業者のPCなどの機器を、ゼウスが提供する専用タブレット端末に置き換えるだけのため、大幅に運用を変更することなく、非保持化が実現できる。専用タブレット端末は、本サービス以外での利用を制御し、不要なアプリケーションをインストールできないMDM(スマートデバイスをリモートで一元管理・監視できる機能)を採用。クレジットカード情報はゼウスが提供する専用決済フォームに入力し、通信も専用回線で行うため、入力したクレジットカード情報は事業者の社内ネットワークを通過することがない。

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