博報堂と三井情報が業務提携契約を締結、企業のサブスクリプションビジネスをサポート

サブスクリプションプラットフォーム「Zuora」などのツールを活用してシステムを構築

博報堂は、IT関連サービスの三井情報(MKI)と業務提携契約を結び、企業のデジタルトランスフォーメーション(デジタル変革)を推進する、と11月16日発表した。ビジネスのコンサルティングから、サブスクリプション(使用権)プラットフォームをはじめとするITツールを利用したシステム構築・運用まで提供し、企業のサブスクリプションビジネスをサポートする。サブスクリプションビジネスは、サービスの利用期間に応じて収入を得るビジネスモデルを意味し、所有を前提にした製品販売とは違い、顧客と継続的な関係を築いて収益の拡大につなげられる。

サブスクリプションビジネスは、製品・サービスの特性やターゲットなど環境によって最適なモデルが異なり、開始時は適切な準備が必要になる。博報堂とMKIは、これから実施しようとする企業に向けて導入を支援する。博報堂のビジネスコンサルティングやデジタルマーケティングの知識、MKIが提供しているサブスクリプションプラットフォーム「Zuora(ゾーラ)」などのツールとその構築経験を生かす。Zuoraはサブスクリプションビジネスに最適化したツールで、米国Zuoraが開発した。MKIが国内で初の販売代理店として企業への導入活動を展開している。

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