国内UX第一人者 黒須正明先生による連載コラム最終回「ERMによるUX評価とUXD」

※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿のため、編集部の見解や意向と異なる場合があります。また、編集部はこの内容について正確性を保証できません。

国内UX第一人者 黒須正明先生による連載コラム最終回がプライム・ストラテジーで公開されました。

Web担当者向けのUX解説をした大人気コラムもいよいよ最終回です。まだ読んだことがない方は1号からどうぞ!

「ERMによるUX評価とUXD」

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[ERMによるUX評価]

ERMというのはExperience Recollection Methodの略で、経験想起法といいます。つまり、評価を行う時点で、それまでの過去の経験を思い出しながら記録する、というものです。したがって現在のUXの評価ではなく、過去のUXを記憶に頼って思い出す評価です。認知心理学を知っている方ならご存じでしょうが、記憶というのはまず忘れてしまいやすい、そしてその内容が変容してしまいやすい、そのような欠点を持っています。ですから、ERMによって得た結果は正確に過去の経験を再現しているとは考えない方がいいでしょう。忘れてしまわれた経験もあるでしょうし、経験したときにはとても嬉しかったのに、そのことを忘れて低い評価をつけてしまうこともあるでしょう。したがって、ERMは、評価を行う時点から過去を振り返ったとき、自分の経験の歴史がどのようになっているかという「現時点」での考え方を把握する手法だと考えるべきでしょう。

(この続きは以下をご覧ください)
https://column.prime-strategy.co.jp/archives/column_1332

 

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