デジタルのコミュニケーションが当たり前の「企業デジタルネイティブ時代」へ、2017年WAB宣言発表

インターネットやデジタルデバイスが生活に溶け込んだ現在、当然のこととしてコミュニケーション戦略を考える

公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会は3月21日、WAB宣言「企業デジタルネイティブ時代」を発表した。

本年度の宣言の背景には、デジタルを特別視することなく、当たり前のこととして企業のコミュニケーション戦略を考え、「デジタルネイティブ」な姿勢でユーザーに最良の体験を提供すべきだとい考えがある。

いまやデジタルは特別な存在ではなく、コミュニケーション、情報収集、ショッピング、金融、エンターテインメントなど、日常生活からビジネスまで、あらゆる場面へと浸透している。インターネットやデジタルデバイスが特別なモノだった時代は過ぎ去り、オンラインとオフラインを区別することの意味もなくなってきたなか、「デジタルは特別なことではなく、コミュニケーションの一貫として考えていくべきものである」(Web広告研究会 代表幹事 田中滋子氏)というのだ。

一方、デジタルが当たり前になるなかで、ブランド毀損やアドフラウド(広告詐欺)といった新たな課題を早急に解決する必要もあり、広告主・メディア・代理店・サプライヤーなど、それぞれができることに取り組む必要があると田中氏は指摘した。

WAB宣言は、Web広告研究会の会員社で共有する意識を、同様の課題を抱える会員以外の企業・個人・研究者とのディスカッションを通じて広げていきたいという趣旨のもと発表される活動指針で、今年で18回目となる。

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