リンク、PCI DSSへの準拠なしにクレジットカード番号を扱えるようにするSaaS「Cloud Token for Payment Card」を発表

日本セーフネットの技術でクレジットカード番号などの会員情報をランダムなトークンに置き換え

レンタルサーバー、クラウド型テレフォニーサービスのリンクは、セキュリティ製品を販売する日本セーフネットのトークナイゼーション技術をSaaS形式で提供するサービス「Cloud Token for Payment Card」を年内に始める、と9月19日発表した。

トークナイゼーションは、クレジットカードの番号などのカード会員情報をランダムに置き換える技術で、トークナイゼーションで生成された番号はクレジットカード番号として意味のない数字になるため、情報が漏えいしても悪用の心配がない。

この技術により、国際セキュリティ基準「PCIデータセキュリティ基準(PCI DSS)」に準拠していないシステムでもクレジットカード番号を安全に扱えるようになる。

従来の暗号化手法の場合、既存システムで対応するにはアプリケーションの改修が必要になるが、トークナイゼーションはシステムに手を加えることなく利用可能。Cloud Token for Payment Cardは、国際カードブランド5社が策定したセキュリティ基準「PCI DSS」に準拠したシステム「PCI DSS Ready Cloud」内に日本セーフネットの「SafeNet Tokenization Manager」を組み込んで提供する。クレジットカード情報の変換に特化したトークナイゼーションのクラウドは国内ベンダー初という。

サービスサイト
http://pcireadycloud.com/

リンク
http://www.link.co.jp/

日本セーフネット
http://jp.safenet-inc.com/

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