高度IT人材「データサイエンティスト」を支援する「データサイエンティスト協会」が発足

必要なスキルや知識を定義、育成カリキュラム作成など、人材育成と啓蒙活動などを行う
岩佐 義人(Web担 編集部) 2013/7/16 22:06

「一般社団法人データサイエンティスト協会」は、高度なIT人材「データサイエンティスト(分析人材)」を支援する団体として、協会の発足を7月16日発表した。協会ではデータサイエンティストに必要なスキル、知識を定義し、育成のカリキュラム作成、評価制度の構築など、人材の育成と業界の発展への貢献、啓蒙活動などを行う。ビッグデータからビジネスに活用する知見を引き出す人材としてデータサイエンティストに注目が集まっている。新しい職業のため明確な定義がなく、対応領域も広いことから、協会を発足することにした。

データサイエンティスト協会では発足にあたり、ソーシャルメディア上に協会設立準備ページを設置。参画者による意見交換や有識者・学識経験者へのヒアリングを重ねてきた。議論を受け、2013年からは「データサイエンティストに関する人物像・スキルの定義」「エントリレベルのカリキュラムの策定」「研究成果の公開」「データサイエンティスト同士の交流、意見集約を行う場としてシンポジウム等を開催」を、2014年からは「ミドルレベルのカリキュラムの提供開始」「スキル標準と他関連資格との連携マップの作成」などの活動を行っていくという。

データサイエンティスト協会
http://www.datascientist.or.jp/

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