米国コンピュウェア、2007年度の決算を発表

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1株当たり利益は2007年度第4四半期が0.21ドル、通期が0.45ドル
一株あたり利益は前年比20%以上の増加、2007年度通期の総収入は過去7年間で初めて増加

【2007年5月15日 米国ミシガン州デトロイト発】 コンピュウェア コーポレーション(Compuware Corporation、以下コンピュウェア、NASDAQ:CPWR)は、5月15日(現地時間)、2007年3月31日を期末とする2007年度第4四半期および通期決算を発表しました。 また、取締役会が、証券取引法10b5-1に基づく株式買戻し計画を拡大し、3ヶ月間でさらに最大1,600万株の自社普通株式を買い戻すことを承認したことも発表しました。

コンピュウェアの会長兼CEOのピーター カルマノス ジュニア(Peter Karmanos, Jr.)は、「2007年度は、総収入および1株当たり利益の増加など特筆すべき成果を達成しました。コンピュウェアの主な成長要因であるオープン系製品の総収入が約13%増加し、Covisintの収入が65%増加しました。業績を向上させ、普通株式の買い戻しを推進するべく、来年度もビジネス コスト削減計画を推進します」と述べました。

■2007年会計年度通期の収支決算
2007年3月31日を期末とする2007年会計年度通期の収入は、12億1,000万ドルでした。2007年度通期の純利益は、2006年度の1億4,300万ドルから約10%超増の1億5,810万ドルでした。希薄化後1株当たり利益は、2006年度の0.37ドル(発行済み株式3億8,760万株)から21%超増の0.45ドル(発行済み株式3億5,100万株)になりました。

2007年度通期収入の内訳は、ソフトウェア ライセンスが2億8,340万ドル、メンテナンスが2006年度の4億3,360万ドルから増加して4億5,760万ドル、プロフェッショナル サービスが4億7,200万ドルでした。

■2007年度第4四半期の収支決算
第4四半期の総収入は3億1,300万ドル、純利益は6,750万ドルでした。希薄化後1株当たり利益は0.21ドル(発行済み株式3億1,930万株)でした。

第4四半期収入の内訳は、ソフトウェア ライセンスが7,320万ドル、メンテナンスが1億1,770万ドル、プロフェッショナル サービスが1億2,210万ドルでした。

■2007年第4四半期のハイライト
コンピュウェアの2007年第4四半期のハイライトは以下のとおりです。
- 株式非公開企業のProxima Technology社を買収。同社のCentauri製品により、明確なビジネスの視点からサービスを提供しなくてはいけないというIT部門最大の課題を克服できます。

- LegalTech ConferenceでVantageおよび同製品のアプリケーション サービス管理機能を紹介。また、世界最大の法律事務所の1つであるReed Smithが、アプリケーション性能に関する問題の解決および防止を目的としてコンピュウェアのVantageを導入したことも発表しました。

- ソフトウェアのテスト サービスを提供する効率的なアプローチの策定に特化した総合品質保証ソリューションであるTest Factoryを発売。Test Factoryは、急成長および競争圧力の増加などによって生じる、複雑な各種のビジネスにおける課題の解決を促進する総合的な産業用ソリューションをテスト サービスのアウトソース プロバイダーに提供します。

- 国際的なITサービス企業であるAtos Origin社と共同で、同社が世界的にTest Factoryソリューションを導入することを発表。このソリューションは今後3年間で導入され、20,000人を越える世界各地の同社従業員によって使用されているテスト ツール、プロセス、および手順を標準化する予定です。Test Factoryによって、同社はサービス品質の向上、デリバリーコストの削減、海外支社への迅速でシームレスな業務の移転を実現できます。

- キャリアと契約医療機関との間での臨床情報交換の標準化および自動化の実現に向けてCovisintのホストITインフラストラクチャを使用することをCIGNA HealthCare社と完全に合意。

- 品質保証(QA)部門が品質プロセスを効果的に実施および監視するために必要なツールを装備することで、より高品質なアプリケーションを提供できるようにするQuality Managementを発表。このソリューションは、QA部門がITライフサイクル全体にわたって品質の向上と管理を段階的に実現できるよう支援し、品質ガバナンスへと導きます。

- Hiperstationを使用し、社内の権限ユーザーが悩まされるメインフレーム データおよびアプリケーション セキュリティに関する問題に対応するApplication Auditingソリューションを発表。

- Compuware Uniface 9.1の販売開始。このバージョンには開発生産性の向上を実現する多くの機能拡張が含まれており、Web、Windows、Unix、メインフレームを含む様々な環境のエンタープライズ アプリケーションの開発および導入をより効果的に行うことが可能となります。

- アプリケーション開発ソリューションの2製品であるDevPartner StudioおよびDevPartner SecurityCheckerが、CRN Magazine誌およびTech TargetのSearchVB.comで、それぞれ2006年のトップ プロダクトに選ばれました。

- Black MBA Magazineの「Top 50 Companies for Black MBAs to Work」(黒人MBA取得者の職場として最適な企業トップ50社)に2年連続で選出されたことを発表。コンピュウェアは、ランク入りしたハイテク企業の中では2番目に高い、第33位の座を獲得しました。

■コンピュウェアについて
コンピュウェア コーポレーション (NASDAQ: CPWR) は、企業経営とIT資産価値の最大化を支援するためのソフトウェアとサービスを提供する世界的なリーディング カンパニーです。コンピュウェアのソリューションは、開発期間の短縮、品質の向上、ビジネスを支えるアプリケーションのパフォーマンス強化を実現します。1973年に設立されたコンピュウェアは、Fortune 100社中90%以上を含む世界23,000社の大手企業のビジネスに貢献しています。詳しくは、http://www.compuware.com/をご覧ください。

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