米アドビ、デジタル広告業界動向レポートでモバイルプラットフォームの割合が増加

「Facebook」への支出も拡大しソーシャルメディアが新しいデジタル広告媒体に

米アドビシステムズは、調査結果に基づく世界の2012年第1四半期(1-3月)のデジタル広告業界動向と、2012年末までの見通しのレポートを4月11日発表した。検索連動型広告関連の支出のうち、モバイルプラットフォームの割合が増え、モバイル機器とタブレット端末向けが大きく伸びた。「Facebook」への支出も増加し、ソーシャルメディアが新しいデジタル広告媒体になっていた。年末に向けても、こうした傾向に拍車がかかるとみている。

2012年第1四半期の動向では、モバイルプラットフォームへの支出が、米国で検索連動型広告関連の支出の8%、英国で11%に達し、モバイル機器とタブレット端末の支出は前年同期比で250%増。Facebookへの支出は同93%増加し、検索連動型広告関連支出の3~5%を占めた。2012年第2-4四半期(4-12月)の予想では、モバイル機器とタブレット端末への支出が年末までに15~20%になり、タブレット関連の広告支出がサイト訪問者の急拡大に伴って成長するとみている。

米アドビシステムズ
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アドビシステムズ(日本法人)
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