日本ネット経済新聞ダイジェスト
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スカルプD 中国へ 現地ECで売上高100億円狙う タオバオパスポート利用

アリババジャパンが新たに開始した中国進出支援サービスを利用。3年後に売上高100億円をめざす
「売上高100億円をめざす」と話すアンファー・三山熊裕社長

「スカルプD」で知られるアンファー(本社東京)はアリババジャパン(本社東京)と組んで、来年1月にも中国内でEC展開を始める。アリババジャパンが新たに開始した中国進出支援サービスを利用し、中国最大規模のECサイト〈タオバオ〉で「スカルプD」シリーズを販売する。日本市場で人気を高めており、中国でも需要を開拓できると判断。3年後に売上高100億円をめざす計画だ。

アリババジャパンが6月7日に始めた〈タオバオ〉への直接出店をワンストップで支援するサービス「タオバオパスポート」を利用する。アリババジャパンが「中国当局の許認可取得」「Eコマース運営業務」「マーケティング」までを一貫してサポートする。

アンファーは「中国法人登記」や「小売権」、薬用シャンプーの販売に関する免許取得、物流業務やチャットを利用したオペレーティングといった業務をアリババジャパンに委託。「自社で行うよりも手間や時間が3分の1程度に縮小し、コスト削減にもつながる」(アリババジャパン・香山誠社長)という。アンファーはアリババジャパンに、売り上げに応じた手数料を支払う。

アンファーの11年3月期の売上高は90億円前後だったもよう。うち約8割がEC経由だった。3年後には国内の売上規模を200億円にまで高め、中国のEC売上高を全社売上の3分の1にまで引き上げる。

「スカルプD」の国内販売総数は300万本を突破。初の海外進出先として中国に着目した。中国進出を弾みに、米国展開も視野に入れる。

・アンファー株式会社
http://www.angfa.jp/

・タオバオパスポート
http://corp.alibaba.co.jp/service/taobaopassport

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※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

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